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体外受精は本当に安全なのか

1978年、イギリスで世界初の体外受精児が誕生しました。

ルイーズ・ブラウンという名前の女の子で、この出来事は当時「奇跡の赤ちゃん」として世界中のニュースになりました。

それからわずか数十年。

体外受精をはじめとする生殖補助医療は急速に広まり、1990年代から2000年代にかけて一般的な医療として普及していきました。

現在では世界で約1200万人がARTによって誕生しており、日本では2021年時点で約11.6人に1人が体外受精などの技術によって生まれていると言われています。

もはや珍しい医療ではなく、社会を支える一つの出産手段となっています。

生殖という「神の領域」に人間はどこまで踏み込むべきなのか

しかし、この技術は意外にも「歴史が浅い医療」です。

医学の世界では通常、新しい医療技術が人に使われる前に、長期間の動物実験や安全性の検証が行われます。

ところが体外受精や顕微授精は、不妊治療の切実なニーズを背景に、十分な長期安全性が確認されないまま臨床応用され、そのまま急速に普及していったという特殊な経緯があります。

そして今、その「長期的な影響」に関する研究が少しずつ報告され始めています。

京都大学大学院医学研究科の研究グループは、マウスを用いた実験で顕微授精の影響を世代を超えて追跡しました。

顕微授精とは、顕微鏡下で一つの精子を卵子の中に直接注入して受精させる方法で、現在の不妊治療では広く使われている技術です。

研究では、健康なマウスを用いて第一世代の子孫を作製しました。

その結果、外見上は大きな異常が見られなかったものの、詳細な行動解析では

・不安様行動

・社会的行動の異常

・記憶障害

などの変化が確認されました。

さらに研究者たちは、その第一世代のマウスから次の世代を作りました。

すると、驚くべきことに

・着床不全による流産

・水頭症

・無眼症

・臍帯ヘルニア

などの先天的異常が観察されました。

さらに行動異常は第二世代でも継続し、奇形はひ孫の世代まで確認されたと報告されています。

この研究は、顕微授精による受精が生殖細胞に影響を与え、その影響が世代を超えて伝達される可能性を示唆しています。

子どもではなく「孫」に現れるリスク

もちろん、この結果はマウス実験での研究結果であり、そのまま人間に当てはまると断定することはできません。

しかし、ここで重要なのは「人類がこの技術を使い始めてまだ20年程度しか経っていない」という事実です。

つまり、人類はまだ二世代、三世代先の影響を十分に観察できるほどの時間を経験していないのです。

もしもこのマウス実験の結果が人間にも当てはまってしまう場合、体外受精は意図的に障がい者を作り出していることになります。

現在、体外受精によって生まれた子どもたちが成人し、次の世代を持つ時代に入りつつあります。

もし仮に、世代を超える影響が存在するとすれば、それが社会として認識されるのはこれから先となります。

自然から離れるほど、人間は不健康になる

例えば、加工食品中心の食生活は生活習慣病を増やし、

不規則な生活は体内リズムを乱し、

人工的な環境に長く身を置くことが心身に影響を与えることも知られています。

生命の誕生という仕組みは、何億年という進化の過程の中で形作られてきた極めて精密なシステムです。

精子と卵子が出会い、受精し、母体の中で成長するという一連のプロセスは、本来すべて自然の環境の中で行われてきました。

そもそも自然妊娠する力がない中で、人工的に強く介入し、体外で受精を行い、顕微鏡下で精子を直接注入する技術が使われるようになったとき、果たして問題はないのでしょうか。

実際この活動のオファーとしても、人工授精や体外受精に協力してもらえないかと頼まれることがありますが、僕個人的な価値観として超えてはならない一線であるとして丁重にお断りしております

責任が追及されない医療は、ビジネスとして巨大産業になる


ここで、もう一つの視点があります。

それは、この技術がここまで急速に普及した背景です。

もし仮に、将来的に何らかの問題が起きたとしても、

それが体外受精や顕微授精によるものだと証明することは極めて難しいでしょう。

病気や障害が生じたとしても、

「遺伝」

「環境」

「偶然」

といった様々な要因が関係している可能性があり、

特定の医療技術との因果関係を明確にすることは非常に困難です。

つまり、問題が起きたとしても多くの場合は

「因果関係は不明」

という形で整理される可能性が高いのです。

明確な責任問題になりにくい。長期的な影響がすぐには表面化しない。

この構造は、ある意味で非常に強力です。

そして不妊という切実な問題に対する解決策として強い需要がある。

そうした条件が重なったことで、体外受精という技術は短期間で世界中に広がっていったのかもしれません。

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