二人目の提供周期で見えた「迷いのない選択」とその先にあるもの
二人目の提供の周期に入りました。
このタイミングは、僕にとって一つの「答え合わせ」のような意味を持っています。
最初のご縁から時間が経ち、実際に子どもが生まれ、その後の生活がどのように続いているのか。
ご家族としての歩みが、本当に望んだ形で進んでいるのか。
表面的な出来事ではなく、その内側にある「納得感」や「幸福感」がどうなっているのかを、静かに見つめ直す機会でもあります。
迷いがもたらす影響と自分と向き合う姿勢
子どもが生まれるという出来事は、人生において非常に大きな転機です。
だからこそ、その出発点にほんの少しでも迷いや揺らぎがある場合、その影響は後々まで尾を引いてしまうことがあります。
現実社会においては、様々な事情の中でパートナーを選び、関係性を築いていくケースが多いと思います。
しかしその過程で、「本当にこの人でいいのだろうか?」「この選択は妥協ではないだろうか?」といった感情を抱えたまま、妊娠や出産へと進むことに躊躇している方々も一定数いらっしゃるのが実情です。
そしてその迷いは、言葉にはならずとも、「この命は心から望まれたものではない気がする」という違和感として現れることがあります。

違和感を見逃さないという判断基準
僕は、そのようなわずかな揺らぎをとても大切にしています。
なぜなら、それは絶対に見過ごしてはいけないサインだからです。
どれだけ条件が整っていても、どれだけ状況が合理的に見えたとしても、そこに迷いがあるのであれば、無理に前に進むべきではない。
そのため、少しでも違和感を感じた場合には、すぐに引くという判断を徹底してきました。
それは機会を逃すのではなく、むしろその先にある未来を守るための選択です。
生まれてくる子どもにとっても、そしてご本人たちにとっても、「納得のいく選択」が何よりも大切だと思うからです。
強い意思が導く精子提供という選択
一方で、よほど子どもを望んでいない限り、このような手段を選択すること自体がありません。
そう考えると、強い意思と覚悟を持ってこの道を選ばれている方々ばかりであることは、ある意味で当然のことなのかもしれませんが、
実際にその後のご家庭の様子に触れたとき、そこにあったのは想像以上に美しいものでした。
出会う前の何倍もの幸せに包まれている光景を目の当たりにし、「幸せですか?」とあえて言葉にして確認する必要すらないと感じたほどです。
コミュニケーションには二つある
僕はコミュニケーションには大きく二つの種類があると考えています。
一つは他人とのコミュニケーション、そしてもう一つは自分自身とのコミュニケーションです。
特に重要なのは、自分とのコミュニケーションがしっかり取れているかどうか。
そして、自分の下した決断に対して、どれだけ腹落ちしているかという点です。

実際のところ、これまで関わらせていただいたすべての方々において、「提供者を僕にするかどうか」という判断に関しては、ありがたいことに一ミリの迷いもなく進んできました。
悩まれるポイントは常に、「いつから提供を始めるのか」「どのように提供を進めるのか」という部分のみです。
つまり、本質的な意思決定の部分はすでに固まっており、そのうえで最適なタイミングや手段を選択されている状態です。
完全に腹落ちした選択というのは、きっとこのような状態を指すのだと思います。

迷いのない選択の先にある結果
そしてそのような迷いのない選択の先にあるのは、やはり美しい結果です。
まるで導かれるかのように、天使のように愛らしく、美しい子どもたちがこの世界に舞い降りてきてくれました。
本来であればその姿をお見せしたいところですが、画像を掲載してしまうとありがたいことにさらに多くのご相談やオファーをいただいてしまうため、ここではあえて控えさせていただきます。
二人目という新たな周期に入った今、改めて大切にしたいのは「迷いのない選択」です。
これからも、目に見える部分だけでなく、その奥にある感情や意思に丁寧に向き合いながら、一つひとつのご縁を大切にしていきたいと思います。