
昨年度(2024年4月1日〜2025年3月31日)の実績
昨年度も、多くの温かいご縁に支えられながら、この活動を続けることができました。この場をお借りして、改めて心より感謝申し上げます。
2024年4月1日から2025年3月31日までの1年間では、7名の方がご懐妊され、現在も順調にマタニティライフをお過ごしになられています。(そのうち1名の方はすでにご出産を迎えられました)
実際にはこの何倍ものご相談やご依頼をいただいており、その中で慎重にやりとりを重ねながら、心から信頼できる方々に絞ってご縁を結ばせていただいております。
もちろん、昨年度にご縁をいただき妊活を始められた方の中には、まだ妊娠に至っていない方もいらっしゃいます。ただ、「昨年度を通して妊娠に至らなかった方」は1名のみという結果となり、全体として非常に高い成果が出せた一年だったと受け止めております。

この活動を始めてから、僕自身も少しでも理解を深めようと、不妊治療に関するYouTubeや書籍などを日常的に学ぶようになりました。最近では動画サイトのサジェストにも、不妊治療に奮闘される方々の記録やインタビューが多く並ぶようになり、拝見するたびに胸を打たれます。
ホルモン注射の痛みに耐えながら通院を続ける方、何度も心が折れそうになりながらも前を向く方、大切なパートナーと支え合いながら道を模索している方――。そうした姿に触れるたびに、自分がいかに恵まれた状況にあるかを痛感し、同時に「この力を、必要とされる方のために活かしたい」という想いを新たにしています。
精子提供という行為は、ただ手段を提供することではなく、そこに込められた想いや人生を背負うことでもあります。もちろん、温かい言葉がけをすることも大切ですが、それ以上に僕の役割は「結果を出すこと」であると考えています。
誰もが必ず妊娠できるとは限らない世界だからこそ、一度一度のご提供に真剣に向き合い、可能性を最大限に高める努力を重ねていく――。それこそが僕にできる、誠実な在り方だと思っています。
今年度もすでに新たなご相談が寄せられており、また新しいご縁が始まっています。昨年度以上に、心を尽くして、皆さまの未来にそっと寄り添える存在であり続けられるよう、日々丁寧に、真っ直ぐに向き合ってまいります。
この活動を通じて、小さな希望が確かな未来につながるように。そう願いながら、今後も一歩一歩、心を込めて進んでまいります。
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